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2020年までの​教区のニュース

2019/09/15
中新田ハリストス正教会新聖堂成聖式

2019/09/15

 9月15日㈰、中新田ハリストス正教会「前駆授洗イオアン聖堂」の成聖式がセラフィム大主教座下のご司祷のもと東北ブロックの全神品が陪祷して執り行われた。東北各教会及び函館、横浜の信徒及び工事関係者、地元信徒など総勢150名を超える参祷者が集まり盛大な成聖式となった。

 宝座、聖堂内外が成聖され、引き続き行われた聖体礼儀では多くの参祷者が領聖に与った。祈祷後、聖堂の竣工に際して功績のあった関係者が大主教座下より表彰され、管轄司祭には聖堂成聖のお祝いが手渡された。その後、祝賀会が開催され、お祝いの食事をしながら歓談し、一世一代の大事業を成し遂げた喜びを分かち合った。

2019/07/30
旧石巻正教会会堂の再建

2019/07/30

 2011年3月の東日本大震災の津波被害を受け、一時解体保存されていた石巻正教会旧会堂は、震災復興特別交付税や教団、市民をはじめとする全国からの寄付金を充て、総工費一億一千万円をかけて復元された。8月2日からの一般公開を前に、7月30日に現地で記念式典が行われ、セラフィム大主教座下も参加されてテープカットに臨まれた。

 1880(明治13)年に建立された旧会堂は正教会の貴重な会堂としてばかりではなく現存する日本最古の木造教会でもある。これからまた多くの人々が訪れるであろう。

2019.6.23
2019年教区会議の開催

2019.6.23

 2019(令和元)年度の東日本主教々区「教区会議」は札幌正教会を会場に開催された。6月22日㈮午後一時から信徒会館において教区理事会が開かれ、教団、教区の諸活動についてと財務関係の報告が行われ了承された。

 翌23日㈰は衆聖人の主日聖体礼儀が行われ、続けて昨年震災で亡くなられたイオシフ・ダリヤ中川ご夫妻と6月に急逝された函館正教会管轄の長司祭ニコライ・ドミートリエフ神父様の為にリティヤを献じ、永遠の安息を祈った。

 聖体礼儀後に行われた教区会議では教団と教区の活動と決算・予算及び次年度計画が討議され、全て了承された。また教団・教区に対して管轄司祭の健康管理を充実徹底することについて提言があった。

2019.6.13
長司祭ニコライ・ドミートリエフ神父様のご永眠

2019.6.13

 函館ハリストス正教会管轄の長司祭ニコライ・ドミートリエフ神父様(59歳)は、6月13日㈭、午後9時52分に冠攣縮性狭心症により函館病院でご永眠された。神父様は6月9日㈰、巡回先の上磯ハリストス正教会での聖務中に倒れ、通報し駆け付けた救急隊よって函館病院に運ばれた。懸命の救命活動が行なわれたが、心肺停止後の昏睡状態から戻ることなく13日、穏やかな眠りのうちに息をひきとられた。

 埋葬式は函館ハリストス正教会においてセラフィム大主教座下ご司祷、教区神品及びポドヴォリエのニコライ・カツュバン神父が陪祷し、函館正教会をはじめ道内の各教会からも信徒が駆け付けて6月18日㈫に執り行われ、函館正教会墓地に土葬された。永遠の記憶。

2019.4.28
光明なる主の復活大祭

2019.4.28

4月28日㈰、教区の管轄司祭が在住する教会では主の復活大祭が盛大に執り行われた。

2019.1.29-2.5
日本正教会代表団訪露

2019.1.29-2.5

​ ダニイル府主教座下とセラフィム大主教座下は1月29日からキリール総主教聖下着座10周年記念式典参加のために訪露された。1月31日にはクレムリン内の大劇場でキリール総主教聖下の10年の活動記録の上映と大合唱団による祝賀コンサートが開催された。2月1日、救世主大聖堂では独立教会の首座や代理者のもと300名近い主教品により記念聖体礼儀が執り行われた。2月3日にはモスクワ郊外にあるチフヴィン聖堂で聖自治日本正教会の二人の主教品と渉外を担当したマトフェイ大主教により聖体礼儀を執り行った。

2019.1.13
サロフの聖セラフィム祭の祝賀

2019.1.13

 1月13日㈰に主の割礼祭・聖大ワシリイ祭・聖セラフィム祭が本来の日より繰り上げて主日祈祷に併せて行われ、午後にはセラフィム大主教座下の聖名祭祝賀と仙台正教会の新年会が催された。聖名祭を迎えられたセラフィム大主教座下には教会から花束と婦人会・方舟会・聖歌隊合同の、また東日本主教々区神品一同からも贈り物が手渡された。聖名祭祝賀会と新年会は教会近くのレストラン「飛天」で開催された。

2018.12.2
山田ハリストス正教会新会堂成聖式

2018.12.2

 12月2日㈰、東日本大震災で焼失した山田ハリストス正教会は、それまでの生神女福音会堂から主の復活会堂へと会堂名を変え、7年9カ月を経て立派に再建され、セラフィム大主教座下を迎えて盛大に会堂成聖式が挙行された。

 成聖式には山田町長をはじめ、工事関係者や東北の各地の教会信徒が参加した。地震や津波で被災した教会の最後の復興工事の完了を祝い、これから築かれる新しい街のシンボルとして教会堂が人々に愛されることを祈った。

2018.11.25
中新田正教会新信徒会館の成聖

2018.11.25

11月25日㈰、中新田正教会ではセラフィム大主教座下をお迎えして収穫感謝祭と、この度落成した新信徒会館の成聖式が行われた。また毎年ロシアからの休暇中に仙台を訪ねるニコライ小野神父も参加した。

 新信徒会館へ移り、家屋成聖が大主教座下によって行われた。大きな窓が特徴の会館は広く明るく、集会所として立派な建物である。バーベキューや手作りの品々を頂きながら昼食会が催され、大いに飲食して収穫祭と成聖を祝った。来年9月には新聖堂が完成する。教会内外の方々と盛大にお祝いしたい。

2018.11.23
2018東北ブロック信徒懇親会

2018.11.23

11月23日(金)、石巻正教会での聖歌研修会後に追分温泉という秘湯の宿に会場を移し、午後6時から懇親会が始まった。今や珍しくなった畳にお膳のスタイルで地元の料理が次々と出され、その量と質に皆驚いた。恒例の管轄教会毎の近況報告も行われて皆の活躍ぶりを喜び合った。

 翌朝は希望者が震災遺構である大川小学校と美しく再建された旧石巻正教会会堂を見学した。旧会堂では石巻市教育委員会の特別な案内があり、修復の様子や今後の公園化、一般公開の予定等が詳しく説明された。その後、現地にて解散し、来年の再会を約して帰路についた。

2018.11.23
2018東北ブロック聖歌研修会

2018.11.23

11月23日㈮、東北ブロック聖歌研修会が石巻正教会で開催された。午前に田畑神父による聖体礼儀の講義、午後の一コマ目は児玉神父とマートシカによる聖歌の技術的な指導、二コマ目は聖歌の実践的なグループ練習が行われた。また誦経奉仕者は午後に小池神父から聖堂で誦経堂役の実際が指導された。

2018.9.11-12
北海道胆振東部地震 ―苫小牧正教会執事長ご夫妻の被災―

2018.9.11-12

 9月6日㈭午前3時過ぎに発生した北海道胆振東部地震は、胆振管内の厚真町周辺で震度7を観測する未曽有の大地震となった。この地震により厚真町では広い範囲で土砂崩れが発生し、多くの住宅が巻き込まれ、吉野地区にお住まいだった苫小牧正教会の誦経者イオシフ中川信行執事長(62歳)、ダリヤ久美子夫人(58歳)が被災された。昼夜を徹した懸命な捜索により、お二人は地震発生から4日目までに発見されたが、残念ながらご永眠が確認された。  イオシフ中川兄は平成28年6月に函館で行われた教区会議の時に誦経者に祝福されている。厚真町職員としても長年地域行政の中心を担い続けた指導者であった。  葬儀は9月11日㈫に通夜パニヒダが、12日㈬に埋葬式がセラフィム大主教座下のご司祷により苫小牧正教会聖堂にて行われた。二つの棺が並べられた聖堂には沢山の献花が届き、多数の厚真町職員をはじめ全道から親しかった信者も集まり、イオシフ兄とダリヤ姉の永遠の安息を熱心に祈った。

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